自然栽培 農業技術

自然栽培で失敗しない土地(環境)の選び方

八ヶ岳

悩む農夫

「自然栽培」を始めたいのだけど、どんな環境が良いのかな?

土地を決める上で注意するポイントを知りたいな。

 

そんな疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 自然栽培に向いている場所3選
  • 決めた土地との向き合い方
  • まとめ
エーイチ
この記事を書いている私は、自然栽培歴9年の専業農家です。

自然栽培の農地選びはとても大切です。なぜなら決めた土地を「自然栽培」に適した土地にしていくのに長い年月が必要だからです。

あなたの努力が無駄にならないよう、土地選びの段階で注目すべきポイントをまとめました。

自然栽培に向いている場所3選

自然栽培の畑

1.他の耕作者が少ない場所

自分の畑の周りに、他の耕作者が出来るだけ少ない場所が「自然栽培」には向いています。

なぜなら、「自然栽培」では雑草の活用がカギになるため、草を自由に生やせる環境が必須だからです。

一般的な農業の世界では、今でも草は敵と見なされています。そのような考え方の人が隣の畑を使っていた場合、雑草の種が飛んでくるなどの理由で畑の草を刈るように要求される場合がよくあります。

「自然栽培」では、草も畑の中の必須アイテムとして扱いますので、自由な草管理が出来るよう周辺に出来るだけ他の耕作者がいない場所を選ぶようにしましょう。

2.自然環境が残っている場所

秋の畑

「自然栽培」では山に習い、山の木々が肥料や農薬に頼らずに元気に大きく育っている環境を畑で再現しようと試みます。

つまり畑の土を山の環境に近づけるためには、昆虫や土中の生物、微生物、菌などの働きが不可欠です。そのため市街地よりは、出来るだけ自然環境が残っている場所が適していると言えます。

3.日当たりがよく水はけのいい土地

「自然栽培」の成功は、根をいかに生長させるかにかかっていると言っても過言ではありません。

根が元気にスクスクと地中に伸びていくためには、土地が乾燥して通気性が良いことがとても大切です。いつもジメジメした土地では、地中は常に酸欠状態にあって、根が元気に生長することは期待できません。

土地が乾くためには、日当たりと水はけがとても重要です。土地を決める際には、雨のあとに見てみて乾き具合をチェックすることをお勧めします。

決めた土地との向き合い方

自然栽培の畑

上に上げた3つの条件を全て満たした土地を手に入れられたらそれはとてもラッキーなことです。

「自然栽培」を優位に始めるスタートラインに立てたといえるでしょう。

ただ、なかなか100%満足する土地を手に入れるのは簡単なことではありません。なぜならそういう理想的な土地は、既に利用している人が手放さないですし、手放したとしてもすぐに新しい使い手が現れるからです。

そこで私たちは、自分が手に入れられた土地と向き合い、欠点をカバーする技術を磨きながら付き合っていくしかありません。

まとめ

「自然栽培」で満足できる作物が作れるようになるまでは、数年単位の年月をかけて土地を育てていく必要があります。

その時に間違った方向に行かないよう、自分の土地の長所と短所を正しく把握して、長所を伸ばしつつ、短所と向き合いながら少しずつ改善するという心構えが必要になります。

あるいは短所を逆手に取って、長所に変えるような栽培方法も考えられますが、いずれにしても自分で考えながら時間をかけて試行錯誤する覚悟が必要です。あきらめずに挑戦し続けてください 🙂

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