「自然栽培」で育てたおいしい野菜を知りたい!
そんなリクエストにお応えして、今回は「ズッキーニ」を紹介します。
この記事の内容
- ズッキーニはどんな野菜?
- 自然栽培で作れるの?
- 収穫の時期は
- おすすめの食べ方は
この記事では、就農当初から作っていて人気のある「ズッキーニ」をご紹介します。
とてもおいしくて、クセがなく食べやすい野菜ですので、これを読んで興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。
ズッキーニはどんな野菜?
きゅうりに似ていますが、実はカボチャの仲間です。
ズッキーニの収穫時は15cm~20cm程できゅうりと同じような大きさですが、実はズッキーニは50cm以上に育つため、かなり若採りしたモノを食べています。
味はどちらかというとクセがなく淡泊なので、いろいろな味付けで楽しむことができる便利野菜です。
旬は7月から9月頃とされていますので、これからの時期がまさにおいしい季節といえます。
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自然栽培で作れるの?
ズッキーニは葉も大きく、前後左右に1メートル以上伸びます。「そんな大きな野菜が肥料も農薬も使わない自然栽培で作れるの?」と思われるかもしれませんが、自然栽培との相性はとてもよく、毎年作っていますがハズレ年がなく、毎年よく成ってくれます。
特に7月は朝と夕方の2回収穫しなければ、大きくなり過ぎて売り物にならなくなるくらいよく生長します。
根が丈夫で広く深く張るため、土の中の栄養分をしっかりと吸収出来ているのだろうと思います。
生育旺盛で、自然栽培でも作りやすい野菜の1つです 🙂
収穫の時期は
標高850mの私たちの農園では、6月下旬から10月初旬ころまで収穫できます。
盛期は初夏で、真夏は少し収穫量が落ちますが、9月頃になると再び元気を取り戻してよく採れるようになります。
そして肌寒くなる時期まで採れ続けるので、とても重宝しています。
おすすめの食べ方は
食感はナスに似ていて、同じような食べ方が出来ます。
油との相性がとても良いので、にんにくをきかせて油で炒めたり、天ぷらやフリッターにするとおいしく食べることができます。
またオリーブオイルを使ったラタトゥイユ(上の写真)もズッキーニの代表的な食べ方です。
意外なところでは、きゅうりのように薄くスライスしてサラダで食べると、さっぱりしておいしいです。その際に油系のドレッシングを使うと、ベータカロテンの吸収率アップが期待できるのでおすすめです。
皮ごと食べるのがおいしいズッキーニですので、やっぱり安心して食べられる「自然栽培」のモノが良いのではないでしょうか?