自然栽培 農業技術

自然栽培成功の秘訣【③畝の立て方】

畝立て作業

悩む農婦

畝を立てるのって重労働で大変だけど、自然栽培ではどうするのかな?

畝を立てる時に気をつけることなんかあれば知りたいな。

 

そんな疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 畝を立てる意味
  • 畝の立て方
  • 自然栽培を行う上で気をつけること
  • 【具体例】トマトの畝の立て方
エーイチ
この記事を書いている私は、自然栽培歴9年の専業農家です。

畝を立てるのって本当に重労働ですよね。でも畝を立てることによって野菜の栽培がとてもやりやすくなります。

自然栽培でももちろん畝を立てますが、その際に気をつけることや具体的な方法を紹介してみたいと思います。

畝を立てる意味

雑草

畝とは、畑で作物を育てるために細長く土を盛った場所です。その場所は土がむき出しの場合もあれば、マルチを張る場合もあります。

では、畝にはどんな意味があるのでしょうか?

畝を立てる意味

  • 水はけを良くして根の生長を促す
  • 通路との境界を明確にする
  • 作物を日光などから守る

水はけを良くして根の生長を促す

畝は土を盛って高くした場所ですので、高ければ高いほど水はけが良くなります。

水はけが悪いと根が呼吸できずに、根の生長(結果的に作物の生長)に影響が出ます。

特に水はけが悪い畑で作物を育てる場合はしっかりと畝を立てて、土がいつもジメッとしないように管理しましょう。

通路との境界を明確にする

収穫作業

畝を立てることによって、作物を植える場所と、人が歩いたり作業したりする場所の境界が明確になります。

作物を植える場所と人が歩く場所では、雑草の管理方法も変わってきますので、しっかりと境界を付けるようにしましょう。

草の管理については、別記事「自然栽培成功の秘訣【②草の管理】」を参照してください。

作物を日光などから守る

ジャガイモの畝

例えばジャガイモの栽培では、芋が種芋より上に出来るので、日光を浴びて緑化してしまうことがあります。それを避けるためにジャガイモ栽培では、何度か土寄せをしてジャガイモの上に土をかぶせます。その土寄せの結果、畝が出来上がります。

またネギは白い部分を長く伸ばすために、生長に応じて土を寄せます。こちらも同様に、土寄せの結果、畝が出来ます。

畝の立て方

手で畝を立てる場合

畝立て作業

畝を手で建てる場合は、写真のようにクワを使って野菜を植える場所に土を盛っていきます。

最後にレーキを使って種が蒔きやすいように、しっかりと平らにならしてください。

機械で畝を立てる場合

耕運

機械で畝を立てる場合は、写真のように畝立機を使ってダイレクトに畝を作る方法と、

管理機という機械を使って溝を掘って、溝で無い場所をレーキで平らにならして畝にする方法などがあります。

自然栽培を行う上で気をつけること

自然栽培は肥料も農薬も使わない農法ですので、根がしっかりと地中に張ってくれることが大前提になります。

そのためには土を良く乾かすことがとても重要です。

ポイント

コツは、まずトラクターなどを使って少し深く粗く耕運します。

続いて畝立機などを使って表面の土を少し細かく耕運してください。

こうすることによって、水はけがよく、しかも種も蒔きやすい畝が出来ます。

【具体例】トマトの畝の立て方

トマトの畝

トマトの原産地は、雨が少ない南米のアンデス地方ですので、畝はしっかりと高くして水はけをよくすることが成功の秘訣です。

水はけの良い畑であれば15cmほどでも大丈夫ですが、水はけが悪い畑では最低でも20cmの高さは欲しいところです。

また、日本のように雨が多い地域で育てる場合は、写真のように雨よけの屋根を設置すると、トマトの玉割れを防いだり、病気にかかりにくくなる効果があります。

トマトは初夏から秋の寒くなる時期まで長期間、畑で収穫を続ける作物ですので、このようにしてトマトがいつも健康でいられるようにしてあげましょう。

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