「自然栽培の畑」ってどんな様子なのか知りたい!
こんなご質問を頂いたので、このブログで紹介します。
この記事の内容
- 【自然栽培】畑の様子をご紹介
- 畑の見学について
たまに農家の人から、自然栽培の畑って草がボーボーなんでしょ?
と聞かれることがあります。
自然栽培に興味があるけど、草をボーボーに生やすと、周りの目が気になるということのようです。
そこで今回は私たちの農園の畑の様子をご紹介します。
【自然栽培】畑の様子をご紹介
では早速ご覧ください。
トマト畑の様子
トマトの間の通路に草がびっしりと生えていますが、10cm程度に刈り込まれているのが分かると思います。
トマト畑の全体像
通路の草はまだ生え始めのため短めですが、畑の周辺(写真の手前)や、土手(写真の右)の部分に注目してください。
草があまり短く刈り込まれていないのが分かると思います。
これは害虫に対する天敵の住みかになるのを狙っています。畑の周辺や土手の部分は、作物の生長に影響がないところなので、あえて少し長めの草管理を行っています。
ズッキーニと葉物野菜の畝
ズッキーニはこのあと、どんどん横に広がってきますので、葉物の畝は収穫が終了したら片付けて通路として利用します。
ズッキーニにはビニールマルチが、葉物野菜には防虫ネットがかかっているのが分かると思います。
自然栽培では肥料や農薬を一切使用しない農法ですので、このような農業資材を有効に活用して、作物の成長促進や、虫の食害から野菜を保護しています。
ピーマンの畝
通路に草を生やしている理由の1つはクッションです。人が頻繁に歩くところなので、それによって土を踏み固めてしまわないように、雑草をクッションとして活用しています。
防虫ネット上を這うカタツムリ
自然栽培の畑は肥料も農薬も使っていないため、雑草の他にも生物がとても豊富です。彼らの活動によって、畑はどんどん豊かなになっていきます。
畑の全体像
どの畑も草を最大限に活用しています。
ナチュラルハートの草管理については、以下の別記事をご覧ください。
木村秋則さんのりんご畑
参考までに、自然栽培の創始者であり、「奇跡のりんご」の生産者として有名な「木村秋則」さんのりんご畑を紹介しておきます。
こちらも木の下に草がびっしりと生えていますが、適度な長さで管理されているので、この場所に立つととても気持ちがいいです。きっとりんご達も同じなのではないかと思います。
畑の見学について
ナチュラルハートでは、皆さまに納得して野菜を購入して頂くために、畑の見学を常時受け付けています。
見学のベストタイミングは梅雨明けの7月中旬頃から10月初旬が、もっとも野菜が充実しているのでおすすめです。
見学のお申し込みは、お問い合わせフォームにてご希望の日時をご連絡ください。出荷等の都合でご希望に添えない場合もありますが、可能な限り調整して対応するように致します。
ご興味のある方は、以下よりお問い合わせください。
ナチュラルハートは皆さまに本物の野菜をお届けします!