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自然栽培のデメリットは?

自然栽培の畑

悩む農婦

自然栽培をやってみたいけど、始める前にどんなデメリットがあるかを聞いておきたいな。

 

そんな疑問お答えします。

この記事の内容

  • 生育が遅い
  • 認知度が低い

 

エーイチ
この記事を書いている私は、自然栽培歴9年の専業農家です。

この記事では「自然栽培をするデメリットって何?」という質問にお答えしようと思います。

正直に言って、収穫物はおいしいし、安心して食べられるしでメリットはたくさん語れるのですが、あまりデメリットは考えたことがありません。

それでも一般的な慣行栽培や有機栽培と比較してデメリットになるかな?と思う点を2つ紹介しておきます。

更にそれらのデメリットに対する対処方法も書きますので参考にしてください。

生育が遅い

ブラックチェリー

自然栽培は肥料を使わずに自然のペースに合わせて成長するため、当然ですが肥料を使う栽培方法に比べて成長スピードは遅くなります

成長が遅いと言うことは、収穫できるようになるまでに時間がかかるため、畑の回転率が落ちます

また、作物が畑に長い間植えられているということは、それだけ虫に食べられたり、病気になるリスクも高くなります

これらは自然栽培におけるデメリットと言えるでしょう。

しかし成長スピードの遅さは、これが本来の野菜の生長スピードと見ることもできます。つまり肥料で一気に太らせた作物ではないので、キメが細かくなりそれが食感や味の良さとして反映されます。

対処方法としては、この品質の高さを理解してくれるお客さまに販売することが1つの方法です。

また野菜は適期適温となる旬の時期に栽培すれば、とても健康に育つため病気になったり虫に食べられるリスクを軽減することができます。従って作物を健康に育てることも対処方法の1つです。

認知度が低い

木村秋則さんとの写真

木村秋則さん(左)と青森のリンゴ農園にて

自然栽培の実践者は全農家の1%にも届きません。従って一般消費者の方も有機栽培やオーガニックという言葉は知っていても、「自然栽培」という言葉を聞いてピンとくる方はとても少ないのが実情です。

これは私たち「自然栽培の実践者」がもっともっと広く認知してもらうために努力する必要があるのですが、現状ではその栽培の手間暇やクオリティを理解して手に取ってくれる方が少ないと言えます。

また、例えば農林水産省が「環境保全型農業直接支払交付金」という取り組みを行っていて、環境を保全する農業を行っている農家に助成金を交付するものなのですが、その対象は化学肥料や農薬を削減して生産した農家か、有機農業を実践している農家であり、「自然栽培」や「自然農法」の実践者は基本的に視野に入っていません。(畑に堆肥を入れる取り組みが必要であったりします)

この様にとても認知度が低いことが売りづらかったり、国の支援を受けられなかったりするデメリットとなります。

しかしながら、「自然栽培」の野菜を必要としている方は必ずいます。例えば化学物質過敏症の方や、少しでも安全でおいしい野菜を探し求めている方たちです。

そこで対処方法としては、そんな「自然栽培」の野菜を求めている人たちに存在を知ってもらって、ピンポイントでお届けすることです。

そのためには各種メディアや販売の場を活用した宣伝活動が大切になってくるでしょう。

まとめ

この記事では「自然栽培」をする上でのデメリットとして、生育スピードが遅い点と、一般消費者への認知度が低いことを解説し、それらの対処方法についても触れました。

この内容だけを読むと自然栽培を行うのは大変な様にも思えますが、これらのデメリットを吹き飛ばしてくれるメリットがたくさんあります。

詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

一人でも多くの方が「自然栽培」を実践されることを願って止みません。

ナチュラルハートは皆さまに本物の野菜をお届けします!

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