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【自然栽培】雨の季節の作業計画

若葉の雨

悩む農夫

雨の季節は農作業が計画通り進まなくて大変だな。

自然栽培では雨とどう付き合うのがいいのかな?

具体的な作業の進め方とかを知りたいな。

 

そんな疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 自然栽培農家にとって雨とは
  • 雨期を4つの「時」に分解する
  • それぞれの「時」に行うべき作業
  • まとめ
エーイチ
この記事を書いている私は、自然栽培歴9年の専業農家です。

雨の季節は畑仕事が思い通り進まなくて焦りますよね。

でも天気予報をしっかりチェックして、必要な時に必要な作業を行うようにすれば、案外うまくまわるモノです。

私の経験を元に、自然栽培農家の雨との付き合い方をご紹介します。

自然栽培農家とって雨とは

自然栽培農家から見た雨をメリットとデメリットに分けてみます。

メリット

  • 作物に水分を供給してくれる。
  • 身体を休めるタイミングとなる。

デメリット

  • 畑仕事が出来ない。
  • 畑の土が固まり、土中に空気の通りが悪くなる。
  • 雨が跳ね上げた泥が作物に付く。
  • カビや病気が発生しやすくなる。

雨は作物や畑を潤してくれるとても大切なモノです。作物は水が無ければ生きていけませんから。

でも雨が降っていたり、雨上がり直後に畑に入って人が土を踏み固めると、土中の空気の通りを悪くして根の生長に影響が出ます。

自然栽培では「根」の生長を何より大切にしますので、これは出来るだけ避けなければなりません。

そこで私たちは自然栽培農家は、常日頃から天気予報をチェックして、その時々で行うべき作業を行うよう心がけています。

この記事では、そんな雨(自然)とうまく付き合うコツをご紹介します。

雨期を4つの「時」に分解する

雨期の4つの時

雨の時期を上図のような4つの「時」に分解して考えます。

必ずしもこの順番で「時」が流れるわけではないですが、こうやって4つの「時」として捉えることによって、作物や畑に悪影響を出さない農作業が行えるようになりますので、ぜひやってみてください。

それぞれの「時」に行うべき作業

それでは、それぞれの「時」に行うべき作業を見ていきましょう。

1.晴れ間

晴れ間

雨期における「晴れ間」は畑仕事の大チャンスです。

しっかりと土が乾いていることを確認してから、耕運や畝立てなどの土を動かす作業を行いましょう。

また、余計な枝を切る「整枝」などの作業も、切った跡がすぐに乾燥してくれるよう晴れた日を狙って行うべきです。

2.雨の前

雨の前の曇天

もうすぐ雨が降るという時は、その雨を利用できる作業を行いましょう。

具体的には、種まきや定植がベストです。

一般的に種まきや定植をしたあとは、水やりの作業が必要ですが、雨が降ってくれればその作業が省略できるので便利です。

また、定植した作物はいきなり晴れ間が続くよりも、しばらくは涼しい環境においてあげた方が根の付きが良いように感じます。

ぜひ雨が降る前は、雨を利用できる作業を行うようにしてください。

3.雨の日

雨の日は畑仕事が出来ないので、ついつい焦ってしまいがちですが、止まない雨はありません。焦らずにゆっくり身体をやすめつつ、出来ることをやっていきましょう。

具体的にはこんな作業になります。

  • 育苗ハウス、作業場、倉庫などの片付け。
  • 伝票整理や情報発信などの事務仕事。
  • 必要な資材の買い出しや注文作業。
  • 農機具のメンテナンス

畑仕事が出来る日に、快適に作業ができる準備をしたら、あとは本でも読んでゆっくり身体を休めましょう。「晴耕雨読」です 🙂

4.雨上がり

雨上がりの虹

雨が上がっても、すぐに畑に出るのは厳禁です。

畑の土が湿っている状態で畑を歩くと、土を練ってしまいカチカチに固まってしまいます。

そんな時におすすめの作業は「草刈り」です。

ただし、畑のど真ん中の草を刈るのではなく、土手や畑の境界部分です。そこは踏み固めても悪影響はほとんどありませんし、雨の時期は草の勢いもすごいので、草をボーボーにしてしまわないよう適度に草刈りをしてください。

また雨が適切に排水されるよう、水路などにゴミがたまっていないかをチェックして掃除するのもこのタイミングがベストです。

まとめ

作物にとって雨はまさに恵みの雨です。人間の都合で強引な作業をしてしまうと、あとで作物の生長に影響が出るなどのしっぺ返しが来ます。

そこで雨が降っても焦らなくていいように、雨期を4つの「時」に分解して、それぞれで出来ることをきちんとやっておくことです。

もちろん出荷のための収穫など、やむを得ない事情で畑に入ることはあると思いますが、雨の日や雨上がりの直後の畑仕事は必要最低限にするよう心がけて、作物の生長に影響がでないよう注意しましょう。

「自然栽培」はあくまで作物が自分の力で生長していると考えます。人はその成長のお手伝いをしているという立場ですが、生長のジャマをしないことも大切です 🙂

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