自然栽培で育てた今が旬のおいしい野菜を知りたいな。
そんなリクエストにお応えして、今回は「ピーマン」を紹介します。
この記事の内容
- ピーマンはどんな野菜
- 自然栽培で作れるの
- 収穫の時期は
- おすすめの食べ方は
私たちの農園のピーマンはクセがほとんど無く、とても食べやすいと好評です。
今回の記事では、夏が旬のピーマンについてお話します。
ピーマンはどんな野菜
ピーマンは唐辛子の一種だということを知っていましたか?
辛くない唐辛子を品種改良することによって、今のピーマンが生まれたそうです。
だから英語名は「Sweet Pepper」と言ったりもします。
とても栄養価の高い野菜で、ビタミンC、カロテン、ビタミンE、カリウムなどを多く含む野菜です 🙂
基本的に私たちがよく食べている緑色のピーマンは、実が若い内に収穫した未熟果で、これを木に1ヶ月以上成らしておくと熟して赤色になります。
赤く熟したピーマンは甘み、酸味、栄養価などが増すのでとてもおいしいのですが、ほとんど市場に出回ることはないですよね。
パプリカであれば、様々な色が出回っていますが、残念ながら「固定種」のパプリカがないので、ナチュラルハートでは作っていません。
自然栽培で作れるの
ピーマン、唐辛子類は「自然栽培」でもとてもよく育ちます。
就農当初から作り続けていますが、どんな年でもまず失敗はありません。
失敗した記憶といえば、まだ苗が若い頃に鹿に先端の柔らかい芽を食べられてしまったため、収穫時期が遅れて収量が落ちたことはありました。
そんな年も主幹はダメになりましたが、脇芽がたくさん伸びてしっかり育ってくれました。
とても強くて育てやすい野菜の1つだと感じています。
それから「肥料を入れない」ためかどうかは分かりませんが、「自然栽培」で育てたピーマンはクセが少なく、苦手な方も食べやすいようです。
収穫の時期は
標高850mの私たちの農園では、7月の下旬から10月の初旬頃までです。
約2ヶ月収穫期間がありますが、成り始めたら毎日たくさん採れるようになります。
比較的日持ちする野菜ですが、置いておくと色艶が落ちてくるため、収穫したら出来るだけ早く販売するように心がけています。
おすすめの食べ方は
チンジャオロースはいかがでしょうか?
ピーマンに含まれるビタミンCはとても熱につよく、またカロテンは油と一緒に食べると吸収率が上がるため、ピーマンの栄養を摂るのに向いています。
またピーマンの肉詰めにすれば、子どもたちにも人気のおかずになります。
もっとシンプルにごま油で炒めて塩コショウを振っただけでもおいしくて、夏の暑い時期にも食欲増進になります。
ぜひお試しください。
ナチュラルハートは皆さまに本物の野菜をお届けします!