自然栽培で育てた今が旬のおいしい野菜を知りたいな。
そんなリクエストにお応えして、今回は「なす」を紹介します。
この記事の内容
- なすはどんな野菜
- 自然栽培で作れるの
- 収穫の時期は
- おすすめの食べ方は
今回は夏野菜の定番「なす」についてお話します。私たちの農園のナスは火を通すとトロトロになってとてもおいしいと好評です 🙂
なすはどんな野菜
「なす」を知らない方はいないと思います。日本中でよく食べられる定番野菜ですね。
スーパーでは一年中見られますが、代表的な夏野菜です。
水分が90%を締め、ビタミンやミネラルはあまり含んでいません。
濃い紫色はアントシアニンというポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、老化やがんなどの病気を予防する効果があるとされています。
自然栽培で作れるの
「なす」は肥料食いと言われ、多くの肥料が必要と言われる野菜です。
というのも、次々と新しい花を咲かせて実を付けるので、長く収穫するためには「追肥」といって、収穫期間中に肥料を足しながら栽培するのが一般的な栽培方法です。
ところが「自然栽培」では肥料を一切使いません。それでも出来るのか?と言われれば、立派にできます。
ただ、畑は選ぶようです。どこでも良く成るというわけではありません。つまり、畑の土がしっかりと出来上がっている肥えた畑でなければ、経験上あまり良い実は付きません。
そのため「自然栽培」で良い「なす」を作ろうとするなら、大豆を植えたり(根粒菌による窒素固定)、雑草を生やして微生物を活性化するなどして、畑を十分に肥やしてから始めるのがいいでしょう。
収穫の時期は
標高850mの私たちの農園では、7月の下旬から10月いっぱいまでです。
私は「自然栽培」以外の農法で作物を作ったことがないので他と比較できないですが、8月のピーク時はすごい勢いで実が成ります。
9月に入ると少しずつ収穫量は落ちますが、実が締まっておいしいと言われる「秋なす」を味わうことができます。
弱点は台風で、風邪に揺すられると、実が枝とこすれることによって茶色に変色します。中は全く問題が無いのでそこだけ皮を剥げば問題なく食べられますが、商品としての見た目が劣ってしまいますので、台風が通過する時は近づく前に小さい実もみんな収穫して対策しています。
おすすめの食べ方は
私たちの農園のナスは火を入れるとトロトロになるので、「焼きなす」が最高です。「焼きなす」は素材そのものの味を味わってもらうのにも最適な調理法だと思います。
また、「焼きなす」にすると冷凍保存もできるので、解凍してから炒め物や汁の具としても活躍してくれます。
その他は定番料理ですが、麻婆ナスや、豚肉と味噌炒めにするといくらでも食べられそうです。ぜひお試しください。
自然栽培の野菜は農薬も一切使っていないので、皮も安心して食べてください!
ナチュラルハートは皆さまに本物の野菜をお届けします!