さつまいもが大好きなんだけど、「自然栽培」で育てたさつまいもってあるのかな?
そんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- さつまいもはどんな野菜?
- 自然栽培で作れるの?
- 収穫の時期は
- おすすめの食べ方は
さつまいも、おいしいですよね。私の農園でも人気商品の1つです。
でも「自然栽培」のさつまいもを探すのは、なかなか難しいですよね。
今回はそんな自然栽培のさつまいもについてお話しします。
さつまいもはどんな野菜?
さつまいもを知らない方はいないでしょうから詳しい説明は省きますが、食物繊維やビタミンCを豊富に含むことから、美容効果の大きい野菜として知られています。
市場には一年中出回っていますが、旬は秋の9月から11月頃です。
さつまいもは収穫してすぐ食べるとホクホクした食感ですが、あまり甘みはありません。ところが収穫後1ヶ月ほど貯蔵すると、でんぷんがショ糖などに変化するため甘みを増してしっとりした食感に変わります。
私たちの農園でも、さつまいもは9月に収穫して、1ヶ月ほど貯蔵して甘みを増してくる10月頃出荷しています。
自然栽培で作れるの?
さつまいもの栽培は肥料を入れすぎない方がいいとよく言われます。
肥料を一切入れない自然栽培向きですね 🙂
痩せた土地でもよく育つので、飢饉の際には多くの人々の命を救ったそうです。また戦時中は学校の校庭で栽培したとも言われています。
肥料を入れすぎると「ツルぼけ」と言って、つるばかり伸びて肝心の芋が大きく育たないことがあります。
自然栽培の畑は決して痩せた土地ではなく、むしろ肥えた土地を目指していますが、肥料などは一切入れないためか、毎年作っていますが「ツルぼけ」になったことは一度もありません。
私の10年の経験から言っても、さつまいもは自然栽培と相性がいいと言えますね。
収穫の時期は
上にも書きましたが、標高850mの私たちの農園では、9月中旬から下旬がさつまいもの収穫時期です。
そこから1ヶ月貯蔵して、甘みが増した頃を見計らって出荷を始めます。
ところが「さつまいも」は寒さに弱く、気温が5度を下回るようになると傷みが出始めます。この地域は11月になると急に寒くなるので、10月から11月の初旬にかけて一気に出荷が終わるようにしています。
おすすめの食べ方は
さつまいもを生で食べる方はいないと思いますが、加熱することによってでんぷんの一部が糖質に変わって甘みを増します。
焼き芋もおいしいですが、私のオススメは天ぷらと、さつまいもご飯です。
皮もとてもおいしいので、自然栽培のさつまいもが手に入ったら是非皮ごと食べてください。自然栽培は肥料も農薬も一切使っていないので、安心してまるごと食べることが出来ます。
ナチュラルハートのさつまいもは、現在つるの長さが1.5mほどに伸び元気に成長中です。収穫の秋までまだ遠いですが、待ち遠しいですね。
ナチュラルハートは皆さまに本物の野菜をお届けします!