「自然栽培」のことをもっと知りたいんだけど、どんな本を読めばいいのかな?
そんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 自然栽培のことがもっと好きになる本
- 自然栽培の生産に興味がある方におすすめの本
- まとめ
新規就農時は何も分からない状態からのスタートだったため、いろいろな本を読みあさって勉強しました。
今日は自然栽培の創始者である木村秋則さんの著書の中から、厳選したおすすめの本2冊を紹介します。
自然栽培のことがもっと好きになる本
奇跡のリンゴ
実は今日、たまたま電話を頂いたお客さまから、「木村さんが書いた奇跡のリンゴを読んで感動した。ぜひ「自然栽培」の野菜を分けてもらいたいのだけど」という趣旨の問い合わせを頂きました。
その方が言うには、木村さんがもうダメだと思って自殺をしようとして山に入った時に、「自然栽培」のヒントを見つけたという逸話に感動して震えたそうです。
そう言えば、私が最初に買った自然栽培関連の本もコレでした。木村さんが10年にわたって「自然栽培」を完成させるために苦労した話と、様々な不思議体験が紹介されていて、「この人は面白いな~」と惹かれたものです。
この本は農業技術書ではありません。「自然の偉大さと不思議さ、人間の優しさと強さ」などが詰まった素晴らしい本です。
この本を読んで「自然栽培」の何たるかを知れば、もっと自然栽培のことが好きになると思います。
自然栽培の生産に興味がある方におすすめの本
木村秋則と自然栽培の世界
自然栽培を長年やっていると、よく人から「どうして肥料なしで野菜が育つの?」と聞かれます。
この本はそんな素朴な疑問に答えてくれると共に、日本中の「自然栽培実践者」の話を紹介し、「やっぱり自然栽培は可能なんだ」と思わせてくれる本です。
私も新規就農当初、野菜がなかなか育たずに苦しんでいた時、この本からたくさんの勇気と、栽培のヒントをもらったものです。
「自然栽培」に興味はあるものの、一歩を踏み出す勇気が持てない方にぜひ読んで頂きたい一冊です。
上の私のちっちゃな写真は、この本の表紙をまねして撮ったモノだと気づきましたか^^;
まとめ
自然栽培に関する本はそれほど多くはないのですが、その中から厳選して私が好きな2冊を紹介しました。
私が木村さんの書かれた本を読んでいつも思うことは、
- まずは自然栽培と真摯に向き合う姿勢が大切
- 世間の常識や固定観念に縛られてはならない
- 自分の頭を使って考え、それを信じて身体を動かせ
- 技術なんて後からついてくる
そんなメッセージが込められている気がします。
そして自然栽培農家を志して今年で10年目、そろそろ「後からついてきた技術」をアウトプットし始めている自分がいます。
コロナウィルスの影響で自宅で過ごす時間が長くなった方も多いかと思います。この機会に「自然栽培の世界」をちょっと除いてみてはいかがでしょうか?
ナチュラルハートは皆さまに本物の野菜をお届けします!