家庭菜園を「自然栽培」でやってみたいけど出来るかな?
もしやるとしたら注意することなどを知りたいな。
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 「自然栽培」が家庭菜園に向いている理由
- 注意する点
- 長い目で取り組もう
野菜を自分で育てて食べるのはとてもワクワクしますね。
そしてせっかくだから、安全でおいしい野菜を作りたいものです。
「自然栽培」は簡単ではありませんが、家庭菜園は収益を目指すわけではないので、仲間や家族と相談したり工夫したりすることを楽しみながら取り組んでみてはいかがでしょうか。
「自然栽培」が家庭菜園に向いている理由
肥料(有機肥料や堆肥も含む)と農薬(除草剤も含む)を使わずに野菜を育てれば、それは「自然栽培」です。
家庭菜園を「自然栽培」で取り組むメリットは次のとおりです。
自然栽培で取り組むメリット
- 安全でおいしい野菜が食べられる
- 連絡障害が出にくいので小面積に向いている
- 小さい子どもも安全に楽しめる
- 畑の自然環境が豊かになる
何より安全でおいしい野菜が食べられるのは嬉しいですよね。「自然栽培」で育てた野菜は自然のペースでじっくり生長するため、綿密でおいしい野菜が出来ます。土が育ってなければ最初は小さい野菜しか採れないかもしれませんが、小さくても本当の野菜の味を楽しめます。
また、雑草を活用することによって連作障害が出にくくなりますので、小さな面積の家庭菜園には向いています。
更に農薬を使っていないことと、草の効果によって、昆虫や土の中の生き物が豊かになります。小さな子どもと家庭菜園を楽しむには最適な農法ではないでしょうか。
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注意する点
家庭菜園を「自然栽培」でやるときに注意する点を解説します。
水はけに気をつけよう
視線栽培では「水はけ」がとても大切です。なぜなら根の健全な成長が「自然栽培」の成否を分けるからです。
もし水はけが悪い畑でやるのであれば、頑張って畝を鍬などで高くしてから野菜を植えてください。できればトマトなどは20cmぐらいの高さがあるといいでしょう。
雑草を上手に活用しよう
自然栽培では雑草は排除するのではなく、活用することが成功のカギになります。適度に草が生えていれば、連作障害も出にくくなりますし、雨が降っても土が固まりにくくなるため、作物が元気に成長してくれます。
ただし、草が伸びすぎてしまうと作物の生長のジャマになります。草の勢いがすごい時期は週末だけの管理だと厳しいかもしれません。出来るだけ草の状態をマメにチェックして、作物を覆ってしまうことがないようにしっかり管理してください。
虫対策はできる範囲で
自然栽培では農薬を使わないので、虫対策をするなら防虫ネットなどの物理的な資材を使うか、手でマメに取るようにします。ただあくまで家庭で食べる野菜ですので、多少の虫喰いは気にしなくても大丈夫です。防虫ネットの効果は大きいですが、手間もかかりますので無理のない範囲で取り組みましょう。
長い目で取り組もう
自然栽培で立派な野菜(スーパーに売っているようなサイズ)が採れるようになるには、長い時間がかかります。また手間暇も普通の栽培より沢山かかります。
でもあきらめずに続けていれば、少しずつですが畑の中の生き物が増え、それによって土も豊かになってきます。最初は思うような野菜が採れないかもしれませんが、ぜひ長い目で見て続けていただければと思います。
野菜は自分の力で生長します。私たちが出来るのは、野菜たちが元気に生長できるようにサポートをすることです。それには様々な工夫も必要になると思いますが、そのプロセス自体を楽しめるならば、家庭菜園は成功と言えるのではないでしょうか。
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