自然栽培の食用ほおずき【育成中】

「食用ほおずき」っていう食べ物があるみたいだけど、どんな食べ物なんだろう？

今回はそんな疑問にお答えします。

この記事の内容

エーイチ

この記事を書いている私は自然栽培歴９年の専業農家で、食用ほおずきの栽培歴は７年、今シーズンが８回目の生産になります。

そんな私が、食用ほおずきのイロハを皆様にお教えします

食用ほおずきとは

その名の通り「食べられるほおずき」で、トマトなどと同じナス科に属します。

日本であまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは食用として以下のように広く親しまれています。

呼び名は「食用ほおずき」の他に、「ゴールデンベリー」や「インカベリー」と呼ばれることもあります。

こちらの写真は日本でよく見る「鑑賞用のほおずき」で食べられませんのでご注意ください。

観賞用のほおずき（食べられません）

スーパーフードです！

＊日本スーパーフード協会から引用

「食用ほおずき」は「クコの実」や「チアシード」などと並んでスーパーフードにリストされています。

「食用ほおずき」は栄養がバランスよく含まれており、ミネラル、ビタミン類、食物繊維を多く含みます。特にベータカロテンやイノシトールが多く、ウィルスの侵入を防いでくれたり、アンチエイジングの効果が期待できます。

どんな味？

私の印象はそんな感じですが、表現はひとそれぞれです。

割と甘みと酸味がしっかりありますので、デザートやサラダに混ぜるアクセントとなりとてもおいしいです。

どこで買えるの？

流通量が少なく、あまり店で見かけることはありません。

シーズンの夏の終わりから秋にかけてマルシェで売られているモノをたまに見ることがあります。

また季節になるとネット販売でも売られています。私たちナチュラルハートでも、８月下旬から１２月上旬頃までお任せ野菜ボックスに入れたり、単品販売を行っていますので、ぜひご利用ください。

通年を通しては、「ドライ加工された食用ほおずき」がネット通販されていますので、よろしければそちらもお試しください。

今の生育状況

ナチュラルハートでは、今年も食用ほおずきをたくさん作付けしています。

こちらの写真は３月末に種を蒔いた苗を、５月２０日に畑に定植した画像です。

まだまだ小さいですが、「自然栽培」では最初に根がしっかりと地中に張り、そのあと急激に地上部が成長をはじめます。８月下旬の収穫時期には１５０ｃｍほどに伸び、その後もどんどん大きくなる植物です。

「食用ほおずき」の生育状況は今後も記事にしていきますので、どうぞお楽しみに^^

最後に

とても栄養価が高く、健康や美容に効果があるとされている「食用ほおずき」ですが、味については是非ご自身の舌でご確認ください。

エーイチ

ちなみに私はこの味に惚れ込んで、もっとたくさん作りたいと考え、昨年末にクラウドファンディングを行い、見事成功しました。

今年はこの資金を元に、「食用ほおずきの量産化」に挑戦中です。これを必ず成功させ、たくさんの人にこの味を知ってもらいたいと願っています。