免疫力を上げるには野菜が効果的って聞いたけど、どんな野菜を食べれば良いのかな?
効果的な食べ方なんかも知りたいな。
そんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 小松菜に含まれる免疫活性化成分
- ビタミンCを逃さず食べるには?
- 香辛料で更に免疫力アップ
- 小松菜プチ情報

毎日の農業生活の中で、実際に野菜と向き合って得られた経験と知識をベースにお話します。
小松菜に含まれる免疫活性化成分
野菜や果物には、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、それらを摂ることによって免疫力をアップする効果が期待できます。
今回は小松菜に含まれる「免疫力を上げる」効果が期待される成分を見てみましょう。
粘膜や皮膚を強くする | ベータカロテン(ビタミンA)、ビタミンB2 |
白血球(免疫細胞)の強化に働く | ビタミンC |
老化防止(抗酸化作用) | ビタミンE |
抗ストレス効果 | カルシウム |
特に小松菜には、ベータカロテンが豊富に含まれているため、実際にウィルスなどの外的と触れる粘膜や皮膚の強化により、ウィルスに強い身体を作ることができます。
ビタミンCを逃さず食べるには?
ビタミンCは加熱すると壊れる?
と書かれた本もありますが、これは間違いです。
ただし、ビタミンCは水溶性のため、長時間ゆでると大切なビタミンCがどんどんと水の中に溶け出していきます。
お浸しなどにする場合は、シャキシャキ感を残す意味でも、ゆで時間は短めにしましょう。
スープや味噌汁でゆで汁ごと食べれば、水に溶けたビタミンCも無駄なくいただくことができてお得です!
香辛料で更に免疫力アップ
こしょう、唐辛子、カレー粉、辛子などの香辛料と一緒に調理すると、抗酸化作用の更なるアップが期待できるので、ぜひ活用してみてください。
小松菜プチ情報
ハウス栽培などもさかんで、一年中出回っている野菜ですが、アブラナ科の野菜なので旬は冬(およそ11月から3月)です。
ただし、私たちの農園もそうですが、寒冷地栽培のモノは春(6月上旬ころまで)と秋(10月から12月)も美味しくいただけます。
野菜は旬の時期が最も栄養価が高く、味も美味しいのでおすすめです。
そして何より、旬は野菜がもっとも健康に育つことができる時期ですので、そんな元気いっぱい栄養いっぱいの野菜をいただくことによって、免疫力を上げていきましょう。
まとめ
今回は、私たちになじみの深い「小松菜」に注目して、免疫力を上げる効果が期待される成分と、効果的な食べ方についてご説明しました。
免疫力を上げるにはバランスの良い食事に加えて、質の良い睡眠や、適度な運動、ストレスをため込まないことなども重要です。
皆さまのご家庭が健康でありますように。